赤毛のアン [本]
赤毛のアンのシリーズにハマっています。いま4巻を読んでいるところ。
TVのアニメも相当好きで、何度でも見れます。
DVD欲しいなぁ。
1巻目の本は角川のこの本を買って読んだんですが、
2巻からはこちらのシリーズで読んでいます。
訳をしている人が違うみたいですね。
角川の方、中村 佐喜子さん訳の方ではアンの故郷を「エヴォンリー」と訳していて、マリラとマシューの名字は「カスバァト」としています。
新潮文庫の方、村岡花子さん訳の方では「アヴォンリー」「クスバート」となってます。
私は赤毛のアンと言うとアニメの方が親しみが深いので、アンの故郷は「アボンリー」で、マリラとマシューの名前は「カスバート」がしっくりきます。
アニメの中では「雪の女王様」とか「ボニィ」と名付けた木や花がありますが、これも小説にでてきます。池のことをアニメでは「きらめきの湖」と呼んでいてこれは小説では「歓喜の湖」です。
アニメでの呼び方も少しずつかえているみたいですね。
いろんな人の訳ででてますね。
それぞれ読み比べてみるのもおもしろそう。
ただ、普通の本屋さんにおいてあるのは新潮文庫のものなので、とりあえずはこのシリーズで読んでいくつもりです。 今のところやっぱり1冊目の赤毛のアンが一番おもしろいな。
1Q84 [本]
「1Q84」話題の本なので読んでみました。
こういうのを純文学と呼ぶらしいです。
村上春樹の本を何冊か読んでいますが、私にはいつもよくわかりません。
凡人にわかるようなわかりやすい物語ではないからです。
でも何となく、この世界観は好きです。
幻想的な世界を想像できる。
幻想的な世界、ってのがそもそもどういうことなのか、まずはそこがよく
わかってないと言えばわかってないのですが、
ある表情にも深ーい意味があったり、ただ単に箸の上げ下ろしだけだって
そこにさわやかな音楽が流れてきちゃうような優雅さがあったり、
「きれいな世界」とか「意味ありげな世界」を描いているような気がします。
この本、重松清さんの本も何冊か読みました。
村上春樹の幻想的な美しい精神世界とは逆の生身の本音の世界を書いていると思います。
こんな風に物語をすすめて欲しくない、と思ってしまうほどにはっきりとした輪郭を描くので
実は私の好みじゃありませんでした。
でも、女の私には知り得ないような「中年の男」の視点とか、男の子の気持ちとかをリアルに
書いているようです。あの表現がリアルなのかは本当のところはわからない(私は女なので)のですが、
全く理想の男性ではなかったり、全く想像とは違う行動をとったりするので、ちょっと勉強にはなったな。
価値観ってホントにいろいろなんだな、と思わせてくれました。
村上春樹は生々しそうな表現は使うけれども、やっぱり美しい物語になるんですね。
話題の本ですので、ぜひ。
ちなみに、こういうのが出てるんですね。
こういうのを読まない限り、私には理解できないんでしょうね。
いろいろ教えてもらって、やっと理解する、そんな読み方もいいかもね。
告白 湊かなえ [本]
内容紹介
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それ
ぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。
内容(「BOOK」データベースより)
愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。第29回小説推理新人賞受賞。
今この本を読んでいるんですが、おもしろいので一気に読まないようにためて読んでいます。今中盤。帯には「寝る前に読まないで下さい、読了まで眠れなくなります。」とか書いてあって、期待度が上がります。
東野圭吾の「流星の絆」を読んだ時も、「容疑者Xの献身」を読んだ時も、眠れなくなりましたので、この本もその類いかなとおもって、母の日前後は避けてみました。
でも、この日記を書くために今、アマゾンのページを見たんだけども、なんだか「おもしろくない」、ってレビューばっかり。。後味が悪いとか。
このレビューを読みたくなかった………。
よし、こうなったら続きをいっきによんでやるっっっぞ。
そして読み終わって………感想。